みなさんこんにちは!
ASPトレーナースクールです!
本日は、
【NSCA対策11章〜体力テスト法と評価基準〜】について問題を出します!
11章では、様々な体力テストが出てきますね!
体力テストの種目によって、目的やポイントが違うのでしっかり理解を深めていきましょう!!
それではさっそく問題です!!!
非活動的な65歳のクライアントに対して、有酸素性持久力のテスト方法として適切なのはどれか?
a、1.5マイル走(2.4km走)
b、Rockport歩行テスト
c、YMCAステップアップテスト
d、1マイル走(1.6km走)
e、Tテスト

正解は、
b、Rockport歩行テストでした!!!
皆さん正解できましたか?
解説
それでは、疑問点解決に向けて解説をしていきましょう♪
この問題でのポイントは、65歳のクライアントに対して、有酸素性持久力のテスト方法というところです!
a、1.5マイル走(2.4km走)
その名の通り1.5マイル(2.4km)を走るテストとなります!
有酸素性持久力のテスト方法(最大酸素摂取量測定)という点では同じですが、
対象者が、40歳以下の健康な男性・50歳以下の健康な女性。
強度は、中程度。
ポイントとしては、運動を定期的に行っている人限定です。
非活動的な65歳のクライアントには適切ではないですよね!
c、YMCAステップアップテスト
YMCAステップアップテストは、
台を昇降するテストで、回復力の測定を目的としています!
対象者は、誰でも可能です。
強度は、低い!
ポイントとしては、最大酸素摂取量は推定できない!
強度が低くて誰でも可能ですが、YMCAステップテストは回復力を測定するテストなので、注意が必要ですね!
d、1マイル走(1.6km走)
1マイル走(1.6km走)は、1マイル(1.6km)の中距離走です。効果としては心臓血管系持久力の測定を行います。
対象者は、6〜17歳の子供。これは特徴的なポイントですね♪
強度は、やや低い。
ポイントとしては、やはり子供用のテストという所ですね。
子供のテストなので、65歳のクライアントには適切ではないですよね。
e、Tテスト
Tテストは、俊敏性・機敏性を鍛えるアジリティトレーニングです!
アジリティ(Agility)とは、 機敏・機敏さを指します。加速・減速・方向転換といったスキルを測定するのに最適なテストです。
そのため、そもそも有酸素性持久力のテスト方法ではないですね。
最後に正解の、
b、Rockport歩行テスト
Rockport歩行テストは有酸素性持久力のテスト方法(最大酸素摂取量測定)です!
対象者は、18〜69歳の男女。
強度は、やや低い!
ポイントとしては、高齢者・運動不足のクライアント向き!
という事でした。
まとめ
皆さん解説は理解できましたでしょうか?
体力テストには各種目毎に、測定したい目的があります!
また、対象者やポイントを理解する事で正解率を高める事ができます。
今回の問題をきっかけに、11章体力テストの各種目の目的とポイントの理解を深めてください!
それでは、これからも頑張っていきましょう♪